名入れボールペンといえば新製品の宣伝のために企業が無料配布しているノベルティグッズであったり、大会出場の記念にメンバーに配布される記念グッズなどが典型的なものといえます。こうしたグッズは大企業であったり、あるいは名のある団体や組織が配布するものですので、ある程度の規模の経済力がなければ名入れボールペンは製作できないものかと勘違いしてしまいがちです。しかし実際には名入れボールペンは誰であっても製作することが可能であり、極端は話をすれば一般の個人であっても可能といえます。もちろん名入れボールペンがかんたんに注文できるようになったのは、インターネットを通じた直接取引というチャンネルが生まれたことが大きな要因といえます。
全国各地に事務所や店舗、工場をつくらなくても受注が可能になり、極限までコストカットに成功したメーカーでは、名入れボールペンを単品からでも製造する方針にシフトしています。このようなメーカーは独自に販売用のウェブサイトを構築しており、ここから一般的な通信販売と同様に、種類や本数を選択してショッピングカートに入れるだけの方式で注文を受け付けています。インターネット取引の場合には、紙のカタログとは違って新製品の掲載がいくらでも可能なこと、24時間全国のどこからでも注文が可能なことなどの特色もあります。そのためわざわざスタッフと打ち合わせをして詳細を詰めてからの注文といったわずらわしさがなく、価格的にもリーズナブルです。